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2-3 心暖まるヒューマン・ネットワーク〜DCMETA

 このメタシステムズ社が運営するネットワークを、DCMETAと言っている。現在はIBMのパソコンをホスト・コンピュータとして、このオフィスの一角に置いているのだが、以前はミシガン州立大学の大型コンピュータのシステムの一部を借りて(タイム・シェアリングして)、「メタネット」という名称でネットワークを運営して来たのであった。もともとパソコン通信自体が夜間、余り使われていない大型コンピュータを有効活用しようということから始められた。しかし、このように大型コンピュータを時間制で借りると、多大な費用がかさむためネットワークを運営する側も、またそれを利用するユーザーの側もコストの負担が大きかったわけである。
 そこで1986年、ワシントンにホストを移し、新しいネットワークを始めたわけであった。ワシントンD.C.からDCを採って、「DCMETA」と名付けたわけである。

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